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ごちそうになる。 

 

昭和26年3月6日(火) 東二見─網干─室津 

 東二見―網干。ここにて町史入手。室津へゆき、寺村道雄氏の世話にな

って漁業現状につききく。 

 

昭和26年3月7日(水) 室津─網干─姫路─有年─坂越 

 昼まで室津組合にてはなしをきき、午后、村をあるいて見る。3時半の

バスにてたつ。網干にて藤本槌重氏にあい、古文書の事につきおねがひ。

網干―姫路―有年―坂越。魚三というにとまる。 

 

昭和26年3月8日(木) 坂越 

 漁業組合にて午后まで前田仁郎氏より漁業につききく。午后、会所にゆ

き、古文書を見せてもらう。帳簿のみ。ヒツに4杯あり。夜、先生たちに

手伝ってもらって整理。夜半になる。 

 

昭和26年3月9日(金) 坂越―有年―岡山 

 岡山。ノーベック氏に迎えられてミシガン大学研究所にゆき、午后5時

まではなし、土井卓治氏の家にゆく。夜10時半まではなす。夜1時21分

の汽車にのる。〔大島に向かう〕 

  

簡単な記述で、これだけでは調査の次第をうかがい知るには充分ではな

いが、当時、研究所の月島分室で、水産資料の整理にあたっておられた江

田豊子さんあての手紙があり、これと日記をあわせ見ることによって、ほ

ぼこの調査の全貌がうかがえると思うので、つぎにそれを掲げることにす

る。外枠右下に「水産庁資料整備委員会・日本常民文化研究所」と2行に

印刷された縦罫12行の罫紙4枚に書かれたもので、3月9日朝とあるから、

坂越を発つ前か、坂越から岡山への車中で書かれたものであろう。封筒は

ないので何処で投函したかはわからない。