「

(「

」)

は、

関、

る。

る。

に、

た。

は、

その地名を聞くだけでも懐かしい。どんな小さい出来事でも、

ふるさとの事として、

何かしら価値がある。そ

ういうご縁に引かれて、史料本位に、幕末の周防大島の出来事を追ってみた。

 

軍、

し、

る。

命を受けた高杉晋作は、十三日の夜明け前、丙寅丸で久賀沖の幕府軍艦に夜襲を掛ける。

 

が、

る。

年、

月、

れ、

る。

に、

月、

と、

い、

羽・

で、

嚇する。その頃の「錦の御旗」の話が、彼の「維新風雲回顧録─高野山の籏あげ」にある。

 

同年十二月、王政復古の号令の後、陸援隊は「錦の御旗」を下賜され。大阪追討の勅命を受ける。

時、

は、

寸、

チ、

両方に金銀の日月をあしらったもので、白綾の



に包んであった。

  

が、

那、

は、

だ。

は、

州征伐の際、

作られたものであった。それが不用となっていたのだが、

端なくも、

今われわれの手へ下し賜っ

たわけである。不思議な因縁である。

 

慶応四年、この陸援隊が京都に凱旋した時のことである。